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賃貸不動産の利回りを計算する方法とは?理想の利回りについても解説

2025.05.20
  • コラム

賃貸不動産に投資したい。 賃貸不動産の運用を増やそうと思っている。 相続により賃貸不動産の運用を引き継いだ。 こういったときに気になるのが「どのくらいの利回りが理想なのか」ではないでしょうか。 この記事では賃貸不動産の利回りの計算方法や、理想の利回り目安について解説します。
 

■賃貸不動産の利回りの計算方法は3種類


  賃貸不動産の利回りを計算する方法は全部で3種類あります。
  1.表面利回り
  表面利回りとは、賃貸不動産の経費を一切考えず算出する利回りのことです。
  賃貸不動産を運用するためには固定資産税やローン返済費用、司法書士に支払う登記費用や依頼料など、さまざまな費用・経費がかかります。 こういったお金を一切考えずに計算するのが表面利回りです。
  (賃貸不動産の年間の家賃収入÷賃貸不動産の購入価格)×100=表面利回り
  2.実質利回り
  賃貸不動産の実質利回りとは、表面利回りが経費などを考慮しなかったことに対して、経費など賃貸運用にかかるお金を含めての利回り計算方法になります。
  (年間の賃貸不動産の収入-年間の運用にかかる諸費用)÷(賃貸不動産の購入価格+購入時にかかった諸費用)×100=実質利回り
  賃貸不動産へ投資するときや具体的な運用では、この実質利回りを重視する傾向にあります。
  3.想定利回り
  想定利回りとは、賃貸不動産が「全室借りられていたら」を想定して算出する利回りのことです。 総部屋数20部屋の賃貸不動産があれば、20部屋満室であると想定して利回りを算出する計算方法になります。
  満室を想定したときの年間の賃貸不動産の家賃収入÷賃貸不動産の購入価格×100=想定利回り
  賃貸不動産の広告によく記載されているのはこの想定利回りや表面利回りになっています。
 

■賃貸不動産の理想の利回りはどのくらい?


  賃貸不動産への投資や運用の場合、どのくらいの利回りが理想なのかが問題です。
  理想の利回りは一棟マンションと区分マンションで異なる他、新築か中古かによっても変わってきます。 一棟マンション(新築・中古)と区分マンション(新築・中古)それぞれで一般的に理想とされる利回りは次の通りです。
 
新築の場合 中古の場合
一棟マンション 6%~8% 8%~10%
区分マンション 4%~5% 5%~8%

  なお、利回りの相場はエリアによっても変わってきます。 利回りについて考えるときは、不動産のあるエリアも考慮することをおすすめします。
 

■最後に


  賃貸不動産の利回りについて説明しました。
  ・賃貸不動産には「表面利回り」「実質利回り」「想定利回り」の3つの利回りがある ・賃貸不動産の理想の利回りはタイプや新築、中古などによって異なる
  この他にも賃貸不動産への投資や実際の運用では分からないこと、困ったことが多々出てくることが基本です。
  当社は一棟の賃貸不動産から一部屋の賃貸まで、幅広い管理に対応しています。 賃貸不動産の管理や利回りについてよく分からないというオーナー様でもニーズを伺い、ニーズに沿うようにして管理いたします。
  賃貸不動産の管理のことなら、札幌のノースワンにお気軽にご相談ください。
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