不動産利回りの理想とは?2つの利回りや他に注目すべきポイントも解説
コラム

不動産投資のためにこれから物件を購入する。
こういったケースで多くの方が得に注目するのが「利回り」です。
不動産の利回りはどのくらいが理想なのでしょう?
また、投資する不動産を選ぶ場合、利回り以外にどのようなポイントに注目すべきなのでしょう。
理想の利回りや利回りの意味、物件への投資を検討する際に注目すべきポイントなども解説します。
■不動産の利回りは2種類ある
不動産の利回りには「表面利回り」と「実質利回り」の2つの種類があります。
不動産に投資するときに「利回り」と言われた場合は、2つの利回りのうち「表面利回り」を指すことが多いです。
1.表面利回り
不動産価格に対してどのくらいの賃料収入を得られるかという数値が表面利回りです。
別名「グロス利回り」とも言います。
年間収入÷不動産価格×100=表面利回り
2.実質利回り
実質利回りとは、不動産の維持費や諸経費などを考慮して計算した利回りのことです。
不動産に投資した場合、ただ賃料収入を受け取って終了ではありません。
不動産を維持管理するための維持費・諸経費などが必要になります。
そういった支出面も考えて計算するのがこの実質利回りです。
(年間収入-維持経費)÷(不動産価格+購入時の諸経費)=実質利回り
■不動産利回りの理想とは?
投資したい理想の不動産を探すときは、こうした利回りなどの数値も参考に不動産選びをすることになります。
ただ、不動産選びでは「どのくらいの利回りが理想なのか」が問題です。
マンションやアパートなどの収益物件の場合、利回りは3%~10%が大よその相場です。
不動産のタイプによっては、利回りが10%以上になっているものもあります。
これはあくまで平均的な利回りの話なので、理想の利回りとなるとまた話が違ってきます。
利回りを重視する方の場合は「相場より高い利回りが理想」と考えるでしょうし、他のポイントにも注目したい方は「利回りと他のポイントのバランスが取れている方がいい」と考えるかもしれません。
不動産の利回りの平均や理想は地域によって異なるため、その地域の投資不動産を扱っている専門業者に尋ねることをおすすめします。
■利回りの他に注目すべきポイント
投資する不動産を選ぶときは「理想とする利回りか」などもポイントのひとつですが、他にも注目したいポイントがいくつかあります。
アパートやビルなどを選ぶときは、次のようなポイントも重要です。
・出口戦略を取りやすいか
・不動産や設備の状態
・告知事項はないか
・プロの目から見ておすすめできる不動産か
■理想の不動産探しならお任せください
当社は収益不動産や土地、マンション、アパート、戸建て住宅、ビルなど、さまざまな不動産を扱っています。
不動産管理や不動産投資のサポートも行いますので、「理想の不動産を探したい」「利回りにこだわりたい」という方はぜひ一度ご相談ください。
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