不動産投資の利回りとは?計算方法や利回りの種類を解説
コラム

不動産投資をする際に重要になるのが「利回り」です。
不動産投資は利益を出すことが目的になります。
高いお金を出して不動産を買っても、その価格に見合った利益を得られないと損する可能性があります。
不動産投資の「利益を出す」という目的も達成できません。
不動産投資の際は基本的に「どのくらいの利益を見込めるか」を計算し、不動産投資や不動産売却の参考にします。
この記事では不動産投資の利回り計算や利回りの種類などを解説します。
■不動産投資の利回りとは?利回りにも種類がある
不動産投資の利回りとは「不動産の価格に対する収益・利益の割合」のことです。
不動産投資の利回りには2つの種類があります。
種類①不動産投資の表面利回り
不動産投資における「表面利回り」とは、「不動産の価格に対してどれだけの賃料収入を得られているかの割合」です。
別名「グロス利回り」とも呼ばれます。
賃料収入を計算する利回りなので、不動産投資の初心者でも理解しやすく、計算しやすい利回りです。
表面利回りは「初心者でも分かりやすい」「賃料でのプラスを把握できる」というメリットがある反面、支出面が考慮されていないというデメリットがあります。
表面利回りを計算するときは不動産投資にかかるコストを考えずに計算します。
そのため、表面利回りだけで不動産投資の収益を考えることにはリスクが付きまとうというデメリットがあるわけです。
あくまで表面的なことだけ考えて計算する。
これが表面利回りです。
種類②不動産投資の実質利回り
実質利回りとは、不動産投資のコストや支出、マイナスなども考慮して計算する利回りのことです。
表面利回りが賃料収入というプラスのことだけ考えて計算する表面的なものだとすれば、実質利回りは、コストや支出、マイナスなど裏の事情も考慮して計算する利回りになっています。
不動産投資におけるよりリアルな収益状況・数字を把握できるのが実質利回りです。
■不動産投資の利回りを計算する方法とは?
不動産投資の利回りの計算方法は、表面利回りと実質利回りで異なります。
1.不動産投資の表面利回りを計算する方法
表面利回りは次の計算式で算出可能です。
年間の家賃による収入÷不動産の価格×100=表面利回り
なお、不動産投資で「利回り」という言葉が使われる場合、一般的には表面利回りを指しているケースが多いと言えます。
表面利回りと実質利回りのどちらを指しているか分からない場合は、念のために確認を取ることをおすすめします。
2.不動産投資の実質利回りを計算する方法
不動産投資の実質利回りは表面利回りより計算方法が複雑です。
(年間の家賃による収入-年間のコストや支出)÷(不動産の価格+不動産を買ったときのコストや支出)×100=実質利回り
■最後に
不動産投資を成功させるためには、利回りなど知っておきたい知識があります。
ただ、こうした知識は「計算が大変」「理解が難しい」という特徴がある他、不動産投資や売却の経験がないと分からないことが多いという特徴もあります。
不動産投資を考えているなら、経験や知識が豊富なプロに相談し、アドバイスを役立ててはいかがでしょう。
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