札幌の不動産はいらない!相続放棄すべき?
コラム

親の土地や物件を相続しても、必ず必要とは限りません。
中には「相続してもいらない」という方がいらっしゃいます。
札幌のいらない不動産を相続したら、相続放棄すべきでしょうか。
そもそも、相続放棄でいらない不動産を手放せるのでしょうか?
札幌のいらない不動産を手放すおすすめの方法について解説します。
■不動産がいらないときは相続放棄すべき?
相続放棄とは、「不動産などの相続財産や負債などを一切受け継がないという手続き」です。
相続放棄をすると不動産といった遺産のプラスと、借金などのマイナスを一切相続しません。
「遺産はいらない」「負債が多いので、受け継ぎたくない」というときによく使われるのが相続放棄です。
土地や物件といった不動産がいらないときは「相続放棄すればいいのでは?」と考える方も少なからずいらっしゃいます。
確かに相続放棄をすれば不動産を相続することはなくなり、固定資産税などの負担もなくなります。
ただ、注意しなければならないのは、相続放棄をしても不動産と完全に縁切りできないという点です。
土地や物件といった不動産は、相続放棄しても保存の義務が残る可能性があります。
民法940条という条文で定められています。
そのため、相続放棄だけでは、親の土地や物件といった不動産と縁切りできない可能性があるのです。
さらに、相続放棄には期限があります。
期限伸長の手続きもあるとはいえ、原則的には3カ月という期限内に手続きしなければいけません。
札幌の不動産がいらないなら、不動産との縁が続く可能性のある相続放棄はおすすめしません。
■相続した不動産を手放したいなら売却がおすすめ
相続した不動産としっかり縁切りしつつ手放したいなら、売却がおすすめです。
土地や物件を売却すると、当然ですが固定資産税を負担する必要はありません。
今後は買主が固定資産税を負担するからです。
保管や管理などの義務も買主に移りますので、土地や物件の相続人は、完全に不動産との縁切りができるわけです。
それに、不動産売却には他にもメリットがあります。
・相続した不動産を売却することで、今後の維持管理費用が不要になる
・相続した不動産を売却することで、まとまった売却金が入る
売却金でプラスになるメリットや、維持管理費用の負担も不要になる点がメリットです。
ただ、売却による相続不動産と縁切りすると、今後はその不動産を運用することも、住むこともできません。
「将来的に住む予定はないか」「運用する予定はないか」などを考えた上で売却することをおすすめします。
■最後に
相続した不動産を手放すなら売却がおすすめです。
相続不動産の売却にはコツがあります。
相続には相続放棄や遺産分割協議などが絡んでくるからです。
当社は札幌の不動産売却全般に強く、相続不動産の売却にも慣れています。
相続した不動産を早く手放したいなら、スムーズに売却できる当社・ノースワンにお任せください。